'24年 GW のアメリカ旅行記の中から。
前の記事で踏切の通過について反応してくださった方が多かったので、それに絡めてアメリカ現地の交通事情を。
海外に行くとたいてい何かしら書いている気がするが、まあ、多くの人が他の人の過去記事をそうおぼえていることもないと思うので。
アメリカだと大体レンタカー移動なので、自ずと道路事情の話になる。
まずは、当然ながら、日本とは逆の右側通行で左ハンドル。
ご存じのように、世界ではこの右側通行の国が圧倒的多数派であり、日本の他に左側通行の国は、イギリスをはじめインドやオーストラリア、ニュージーランド等、ほとんどが昔の英植民地で、イギリスの影響を受けて左側通行となっている。
アメリカ等右側通行の国では、日本での運転とは全く鏡映しの視点になり、慣れないうちは相当意識しておかないと、交差点で右左折するときに対向車線に入りそうになったり、ホテルやスーパーの駐車場等、車線が書かれてない場所で対向車が近づいてくると、咄嗟に左側に避けようとして対向車とお見合い状態になったりする。
私は、これまでの右側通行国での運転距離が数万キロくらいになってきたということもあってか、さすがに今はもうすぐに適応できるようになったが、最初のうちは常に緊張していた。
アメリカでのポイントは、「センターラインが黄色」ということ。
走行中は必ず黄色い線が左手側になるように走れば向きを間違うことはない。

アメリカのドライブで助かるのは、高速道路を含め、ほとんどが無料で走れること。
例えばこの写真の Interstate と呼ばれる高速道路も入るのにも出るのにもゲートはない。
Interstate の路線番号は、南北方向を走る路線が奇数、東西方向を走る路線が偶数となっている。
高い通行量が必要な日本の高速道路と何が違うかというと、道路の造りが圧倒的に簡素というのはある。
日本のような陸橋構造やトンネルは都市部以外はほとんどなく、普通の車線が多い道路という感じなので、日本の国道のバイパスみたいな雰囲気を感じる。
ちなみに、こういう対向車線が分離されて少し離れているような道でも、センターラインに相当する左端には黄色い線が引かれている。
続きを読む