慌しい食事の後は、またバスで移動。
ここからが、この日の本番。
官公庁が集まるエリアへ。
法務省の前を過ぎる。
次の見学場所はこちら、国会議事堂。
バスは国会議事堂の裏に回り、そこで下車。
何やらデモみたいなことをしていた。
安保法案反対のデモのようだ。
私たちが見学するのは、衆議院側。
国会議事堂を正面から見て、左側が衆議院、右側が参議院。
まず、地下にある広いホールみたいな待機スペースに降りる。
私たちの前に修学旅行らしき中学生の団体がおり、その後の案内になるようだ。
私たちの順番になり、空港のようなセキュリティチェックを受け、1階へのエスカレータを昇る。
そこからは、階段で三階まで。
途中入り組んだような通路を通ったりして、自分の位置がわからなくなる。
内部は基本的に写真撮影不可なので、パンフレットの写真をスキャンしたもので説明。
まずは、赤じゅうたんが敷かれた廊下で説明を聞く。
たしか、何かの委員会室の前辺りだったかと思う。
国会内には常任委員会と特別委員会があり、それぞれさらにテーマに別れた委員会で構成されている。
議員は任期中、少なくともひとつの常任委員になることになっている。
いちおう、委員長の許可を得れば一般人でも傍聴できるそうだが、各委員会室はけっこう狭いので、傍聴者が入れるとしてもせいぜい10人とかそれくらいだとか。
こちらの写真は、国会の開会式の当日に天皇陛下が待機する御休所。
この部屋の隣には、天皇陛下以外の皇族の方が参列されるときに使用する皇族控え室があった。
実際は、その皇族控え室が使用されたことは今までにないとのこと。
使われたことがない理由は特になく、単純に、陛下以外の皇族の方がいらっしゃるようなケースが過去になかっただけだそう。
こちらは中央広間。
私たちは2階部分の回廊から見下ろす形で見学。
ステンドグラスをはめ込んだ天井から自然光を取り入れるようになっている。
天井までの高さは 32.6m あり、法隆寺の五重塔がすっぽりと入るくらいのスペースだとか。
三階部分の壁には、日本の四季の風景が描かれている。
この広間には四つの台座があり、そのうち三つには、伊藤博文、板垣退助、大隈重信の銅像が立っている。
台座がひとつ空いているのは、現職議員に、歴史に名を刻むような功績を残してほしいという期待を込めて空けてあるのだそうだ。
その後案内されたのがここでのハイライト、衆議院本会議場。
なんと、ここだけは写真撮影OK。
各議員の席は、この写真の向きで左側から順に議員数の多い政党から。
前後は、当選回数の少ない議員から前のほうに座る。
傍聴席最前列のくるりと本会議場を囲む部分は、記者席。
110席くらいあるそうなのだが、重要議題の際は場所の取り合いが激しいらしい。
見学者にわかりやすいように、それぞれの席にどういう立場の人が座るのか、表示されている。
各大臣の席は、特に決まりがあるわけではないが、いちおう力関係でなんとなく決まっているのだとか。
議長席の真上は、国会開会のときに、天皇皇后両陛下が座られる御座所。
この後、外に出て正面へ回る。
この国会議事堂は 1936年に完成したが、当時は天皇のための政治をするための国会として建てられた。
御休所や御座所とかも、そういう当時の時代背景を映してのもの。
一連の案内、説明をしてくださったのは、衛視の方。
衛視というのは、国会の中の治安や警備を担当する仕事の方。
三権分立の考えの下、国会内に行政機関である警察が立ち入ることはないそうで、その代わりの役を担うことになる。
元々は「守衛」と呼ばれていたそうだが、他の官公庁や会社の警備の人を「守衛さん」と呼ぶ例が増えてきたために、本家のほうは「衛視」に呼び名を変えたそうだ。
よく見ると、装飾の彫刻とかもかなり凝っている。
ステンドグラスとドアノブはイギリスから取り寄せたものを使っているが、それ以外はすべて日本国内のもので造られているとのことで、当時の日本の技術の最高水準で建てられたものだということは間違いない。
なかなか内部を見ることができる機会はないので、非常に興味深い見学となった。
最後の写真は参議院の門だが、帰り際に慌てて撮ったので。
繰り返しになるが、見学したのは衆議院側です。
まさか写真不可とは知らず、パチパチ撮りまくってしまい...うう。
立派な建物で、おそらく現在では出来ないでしょうね。
大人の社会科見学…魅力的です♬
詳しい解説付きだったので
まるで自分も行ったような気になりました=*^-^*=
みんな、自分こそ、と思っているのかも知れませんが。
ナツパパさん、
国の中枢機関ですので、写真撮影禁止は保安上の理由が主だと思います。
本会議場が撮影OKというのが、逆に驚きました。
MILKさん、
実は個人でも見学できるようなんですけどね。
ツアーだと、手軽に行ける気がします。
めぎさん、
おもしろいところを突きますね。
今の政治家の言動を見ていると、すべては選挙のためとしか思えません。
なので、政策も選挙に行かない若者のためのものではなく、選挙に行くお年寄りを優遇するものばかりです。
love-peaceさん、kiyoさん、nmzkさん、nice! ありがとうございます。
台座が空いているお話は、興味深いですが...
皆さんご自分の足元ばかりが気になるようですね。
よく見ると凝った造りになっているんですね。
大人になってから行く社会科見学は、
知識がより深まる感じがしていいですね(^^)
説明されたことはすっかり忘れています(笑)
ことがあるので懐かしく拝見しました。
その時聞いたのですが、衛視さんて、
一回見た人の顔を忘れないらしいですよ。コワッ(笑)
orangeさん、
今の政治家って、選挙第一ですからねえ。
この空いた台座に立つ人は、永久に出てこない気がします。
Amyさん、
こういうところって、子供が行ってもよくわからないまま終わってしまうと思います。
大人になってからでこそ、よく理解できました。
kuwachanさん、
そんなものですよね。
大人になった今こそ、ぜひ。
luckystreamさん、
すごい!こんなところでのバイトってあるんですね。
衛視さんの記憶力、すごいですね。
私も質問したりしたので、顔をおぼえられたかな?
tommy88さん、knackeさん、濱の寅次郎さん、sheriさん、のぶあきさん、nice! ありがとうございます。
SPの映画を思い浮かべます。
結構そっくりでした。
ありましたね、そのシーン。
私も見たのでおぼえています。
たしかにセットでよく再現できていたと思います。
シルフさん、nice! ありがとうございます。
私がこの間行ったのは参議院側だったかなー。
衛視というのはわかりにくいので、守衛のほうが良いと思いますけど、
やっぱり同じというわけにはいかないんですかね。
国会議事堂にはお土産も売っていると聞いたことがります。
『アベノミクスまんじゅう』とかあるのかな???
リュカさん、
実は普段から見学は受け付けているみたいですね。
意外と敷居が低いなと思いました。
alohaさん、
国会議事堂の外側になるのですが、お土産売っているところがありましたよ。
私たちのツアーでは、時間がなくて立ち寄る時間がなかったのが残念でした。
クラツーさんは海外旅行では何度か利用しています。
今日、人工要塞「第二海堡」上陸という現地集合の
日帰りものに初めて申し込んでみました。
第二海堡って、羽田空港に降りる頃に見える独特の形の人工島ですね。
そんなツアーがあるんですか。
それはおもしろそうです。
ネオ・アッキーさん、ゆうさん、koyukiさん、nice! ありがとうございます。