2022年12月18日

ANA Green Jet を間近で見る! ANA Blue Hanger ツアー その3 Green Jet 機内へ

"ANA Green Jet を間近で見る! ANA Blue Hanger ツアー" と題した日帰りツアーの続き。

以前から好評の機体工場見学、ANA Blue Hanger ツアーに加え、新たに就航を開始する直前(現在は就航済み)の新しい "Green Jet" の見学も含めた1日限定のツアー。
ANA は、CO2排出量削減に向けた技術や機内サービス品の活用等さまざまな施策を展開し、実現可能性や搭乗客の評価により、その他の機材や路線へ拡大していく計画。

本イベントの一連の記事に掲載する写真は ANA の検閲済み。
投稿禁止とされているのは以下。

- 整備士、ガイドスタッフ、他のお客様
- ランディングギアを格納する空間等の開口部
- 格納庫で実施されている作業風景
- 他航空会社の飛行機


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機内へ入ると、通常の機材とは違う、緑色のライティングで迎えられた。
Green Jet 限定の演出。





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座席に座って足元チェック。
エコノミークラス席だが、最前列なので広々。





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座席のヘッドレストカバーは、環境に配慮したヴィーガンレザー。
エコノミークラスのシートには、植物由来比率を世界最高水準に高めた東レの "Ultrasuede[レジスタードトレードマーク] nu" が採用されている。





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前方へと移動。





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この機材は国内線に就航するということだが、上級クラス(ビジネスクラス)シートの仕様はアジア等の近距離国際線向けのもの。
どうやら、まだ国際線の需要が元の水準に戻ってないことから国内線で使用されるということのようだ。
こちらのヘッドレストカバーは、スタートアップ企業 "appcycle株式会社" が開発した青森産リンゴジュースの搾りかすを活用した合成皮革 "RINGO-TEX" という素材。





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こちらも足元チェックを。





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CA さんのエプロンも、Green Jet に合わせた特別仕様。
左胸の位置には、さりげなくハートを象った葉っぱが。





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国際線仕様なので、ビジネスクラススペースにはドリンク等が置かれるであろうバーカウンターが。





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最前列ではない位置のシートにも座ってみる。





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足元チェック。
さすが広々。
今年の正月、福岡から羽田への便でこの仕様の席を利用した。
そのときは使い込まれたシートが少しくたびれて見えたが、さすがに新造機はピカピカで、同じシートでも印象が全く違う。





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その席から整備工場を眺める。





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ギャレー部分。





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まさか機内まで見学できるとは思っていなかったので、かなり得をした気分になった。


posted by YAP at 14:23| Comment(9) | 社会科見学へ行こう! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いろいろな点からのアプローチがあるんですね、すごいな。
YAPさんの説明を読んで、なるほど、と感心しました。
ビジネスクラスに乗ってみたいなあ...でも国内線は乗っている時間が短くて、
それならエコノミーでいいや、としてしまいます。
Posted by ナツパパ at 2022年12月18日 21:00
機内の座席に座ったりもできるんですね^^
青森のリンゴジュースの絞りかすを使って作られているなんて、面白いです。せっかくの新しい機材、いろんな所に就航できるようになるといいなぁと思います。
Posted by おと at 2022年12月19日 05:25
ナツパパさん、おとさん、コメント & nice! ありがとうございます。

ナツパパさん、
国際線ビジネスクラスは料金的になかなか難しいものがありますが、国内線プレミアムクラスであれば、かなり現実的な料金設定だと思います。
この機材は当面は国内線として就航するそうなので、プレミアムクラスとして使用されるビジネスクラスシートはお得感があると思います。

おとさん、
この機材に限らず、今後は同じコンセプトで運航されるのが増えていくのだと思います。
捨てられるものでも再利用できるものはいろいろあるようです。

tochiさん、@ミックさん、鉄腕原子さん、ふるたによしひささん、nice! ありがとうございます。
Posted by YAP at 2022年12月19日 06:54
どんどんエコに向かっていくにつれてハイテク化していくというのが面白いですね。
自然のままの化石燃料や限りある資源の原料ではダメで、廃棄物を使ってグリーン^クリーンにするというのが、どこかで何かにひずみが来ないのか、興味があるところです。
Posted by めぎ at 2022年12月19日 18:06
機内もじっくりと見学することができたのですね。
緑のライティングが綺麗です。
あらゆるところに環境を意識した最新の技術が使われているんですね。
ビジネスクラスに乗ってみたいものです(笑)
Posted by kuwachan at 2022年12月19日 23:10
緑色のライティング、そんなこともできるんですね、最近の飛行機はすごいな。
実際のフライトでもその色になるのかしら。
エコノミーに乗ることしかないけど、もう少し通路の幅もあって欲しいなとよく思います。
フライト中、横を誰かが通るたびに何度もシートにガンガン当たって、眠ってるの起こされてしまうから^^:。
Posted by Inatimy at 2022年12月20日 06:46
めぎさん、kuwachanさん、Inatimyさん、コメント & nice! ありがとうございます。

めぎさん、
化石燃料を過剰に消費し続けてきたということ、それから始まる文明の享受、これら全てのひずみが現代の問題なのかなと思います。
科学の力で歪んだ地球のひずみを戻していくのも科学の力しかないのだと思います。

kuwachanさん、
機内も見学できたのは良かったです。
新品の機内はピカピカでした。

Inatimyさん、
たしかに通路はもう少し広いといいですね。
私も長距離便では通路側を選ぶので、人の移動は気になります。

nmzkさん、sheriさん、gillmanさん、nice! ありがとうございます。
Posted by YAP at 2022年12月20日 07:41
機内から見る整備工場の様子も楽しいですネ。
こういうのは普段見られるものじゃないから、やっぱり興奮しちゃいます(笑)
ギャレー部分もじつは興味があるんです。
コンパクトにいろいろ考えられてるんだろうなあ〜
Posted by リュカ at 2022年12月20日 09:31
リュカさん、コメント & nice! ありがとうございます。
こちらの機材は最長でもアジア圏内までだと思いますが、欧米への長距離便となると機内食の量も多いでしょうからギャレーも仕様が違うかもしれません。
いろいろ工夫されていると思うので、そういう部分に特化した公開イベントがあれば面白いかもしれません。
Posted by YAP at 2022年12月21日 07:01
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